裏側矯正の注意点まとめ

中断しないほうがよい

中断しないほうがよい

中断しないほうがよい 裏側矯正は最後まで完了させるのがベストですが、理由あって中断を迫られることがあります。途中で費用が不足してしまったり、仕事の関係で引越しを迫られたりするケースはあるでしょう。そうした場合は中断する必要性が出てきますが、原則として途中でやめるのは好ましくはありません。裏側矯正は最後まで施術を受けたときに完了するもので、途中でやめると中途半端な歯並びになってしまいます。少しずつ歯並びが元の状態に戻っていきますので、これは決してよいことではありません。
さらに再矯正をするとなると、理想の状態に仕上げられる保証はないのです。裏側矯正をするためには最後まで完了できるか事前に再確認しておく必要があります。例えば引越しをする可能性が考えられるなら、しばらく矯正せずに様子を見るのがいいです。どのような施術にも言えることですが、途中でやめてから再施術を始めるとなれば成功率は下がります。理想の歯並びを実現するためにも、なるべく最後まで完了させてください。

医療ミスには注意が必要

医療ミスには注意が必要 近年は大人になってから歯の矯正治療を受ける人も増えてきましたが、その際どうしても気になるのが、矯正器具が人目についてしまうのではないかという点です。通常の矯正器具では歯の表面にブラケットと呼ばれるコマのようなものをあてがい、それをワイヤーでつないで引っ張ることによって歯を動かします。そのため人前で話をしたり食事をしたりする際に目立ってしまいます。
こうした懸念を解消してくれるのが、裏側矯正です。裏側矯正はブラケットを歯の表面でなく裏面にあてて歯を動かすので、口を開いても外からはほとんど見えません。人と会う時も普段通りに振る舞いながら、ストレスなく治療を進められます。
裏側矯正には話す時に発音がしづらい、舌が引っかかるような感じがするといったデメリットもありますが、これらは徐々に慣れてくるので問題はありません。もしいつまで経っても違和感が消えないようであれば医療ミスである可能性もあるので、治療中の歯科医に相談したり、セカンドオピニオンを求めたりするのが賢明です。